【自己分析】Will・Can・Mustで描く!あなたの声優ロードマップ

キャリア戦略

こんにちは、元・声優の卵&現・外資系コンサルタントの管理人Kotonoです。
前回は「自分史」を作って、自分が声優を目指すルーツを探りましたね。
今回はいよいよ、「Will・Can・Must」というフレームワークを使って、声優になるための具体的なロードマップを描いていきます!

1. 「Will・Can・Must」とは?

  • Will:自分が「やりたい」「こうなりたい」という思い(夢・目標)
  • Can:自分が「できること」「強み」「得意分野」
  • Must:やるべきこと、満たすべき条件(学費や時間、親の同意、オーディション締切など)

この3つを整理することで、“自分に合った声優への道”を明確にしやすくなります。


2. Will(あなたがやりたいこと)

  • 声優として具体的にどんな作品や役を狙いたいか?
    • 例:少年漫画の主人公や悪役、ゲームのNPC、テレビCMの声、企業紹介のナレーション etc.
  • どういうキャリアを築きたいか?
    • 例:アニメメインで活躍したい、ナレーションや吹替で安定収入を得たい etc.
  • いつまでにデビューしたいか?
    • 年齢制限や自分のライフプランも考慮

自分史で見つけたルーツと照らし合わせる

  • 「○○のアニメに憧れていたから、少年向けファンタジー作品を狙いたい!」など、具体化すると行動しやすい
  • 自分の低音を活かして、人に声を届けたい、といった「自分の能力」を生かす方向性でもとてもよいです

3. Can(あなたができること)

  • 声質・演技力の特徴
    • 高音が得意、落ち着いたナレーションが武器、朗読が好き etc.
  • プラスアルファのスキル
    • 歌やダンスが得意、SNS運用や動画編集ができる、語学力がある etc.
  • 現時点での課題
    • 滑舌が弱い? ボイトレが必要? お金や時間は十分?
    • 課題を認識することで、次に何を勉強すべきかが見える

具体的に書き出してみる

  • 例:
    • できること: 人前で堂々と話せる、表情豊かに感情を込める
    • まだ足りないこと: ボイトレ、アフレコ技術、演技の幅 etc.

4. Must(やるべきこと・必須条件)

  • 経済面・時間的制約
    • 養成所や専門学校の学費、通学スケジュール
    • 親や家族の許可、バイトや学業との両立
  • オーディションや書類、締切
    • いつ頃どの事務所・養成所で募集があるかリサーチ
    • ボイスサンプルやプロフィールの準備
  • 自身で課すノルマ
    • 例:毎日発声練習は欠かさない、週1回は録音して演技をチェック、月2回はワークショップやレッスンへ etc.

現実的なプランを立てる

  • 「4年以内に事務所所属→6年目には地上波アニメで役をもらう」など、目標とスケジュールをセットに考える

5. 3つを書き出したら、ロードマップに落とし込む

  1. Will(やりたいこと)を最終目標として設定
  2. Can(できること)を活かして、Must(やるべきこと)を具体的にスケジュール化
  3. 例:
    • 最終目標(Will):3年後までにアニメで端役でもいいから出演する
    • 現状の強み(Can):高音が出しやすく元気キャラ向き、SNSで発信できる
    • 必須条件(Must):養成所の学費をバイトで稼ぐ、毎日発声練習30分、事務所オーディションの情報収集 etc.

実行しながら定期的に見直す

  • 半年~1年単位で進捗をチェックし、目標やスキルアップの方法を修正していく

まとめ

  • Will・Can・Mustを整理すると、声優への道が具体化し、自分に合ったステップを踏みやすくなる
  • 前回(自分史)で得た「自分の原点」や「なぜ声優なのか?」の答えが、Willの核となる
  • Canで自分の強みと課題を正確に把握し、Mustで現実的なプランを作ろう
  • 定期的に振り返って、軌道修正しながら進めばOK

おわりに

これで「なぜ声優になりたいのか?」→「自分史でルーツ確認」→「Will・Can・Mustによる具体的な自己分析」という一連の流れが完了です。

  • 今後は、プロフィールやボイスサンプルの作り方オーディション対策など具体的なテクニックを順次紹介していく予定です。
  • しっかり自分を理解していると、書類もサンプルもグッと魅力的になりますよ。

疑問や悩みがあれば、ぜひコメントやメッセージでお気軽にご相談ください。
あなたの声優への道を、一歩ずつ一緒に進んでいきましょう!

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